ひぐらしのなく頃に業　梨花　掴み取った未来と残酷な現実

古手梨花は”ひぐらしのなく頃に”のヒロインで主人公ともいえる巫女でオヤシロ様の生まれ変わりと言われている小学生の女の子。普段は年相応の子供らしく無邪気で子猫の様な可愛らしさだが一変して落ち着いた雰囲気でたまに辛辣な言葉を浴びせるダーク梨花になる二面性を持っています。オヤシロ様である羽入と一緒に100年繰り返される惨劇を回避するべく試行錯誤し精神の限界にいながら羽入や部活メンバーと自分の『運命』に立ち向かい、そして『運命』が変わり始めます。今回はそんな梨花がどのように自分の死と戦ってきたのかを考察したいと思います。

オヤシロ様と羽入

古手家では8代続けて第一子が女の子の場合その8代目がオヤシロ様の生まれ変わりと言われていてそれが梨花だった。そしてオヤシロ様である羽入を知覚する事ができ、オヤシロ様の祟りと言われてきた綿流しのお祭りの日に起こる殺人や失踪を羽入と共に回避しようとする。

雛見沢症候群の女王感染者

梨花と母親は雛見沢症候群の女王感染者。梨花が産まれた事で母親から梨花へ継承。入江、鷹野が行なっている雛見沢症候群の研究に協力していたが梨花が高熱を出した事で研究の収束を求めたがそれによって父親は山狗に殺され、母親は先代女王感染者として、鷹野に生きたまま脳を解剖された。

諦めない心と仲間

連続怪死事件は雛見沢症候群末期症状による人物の犯行だと思われている。雛見沢へ転校してきた圭一と一度村から離れたレナと詩音は末期症状だと思われる行動をし仲間を殺害してしまう。梨花は何度も仲間が、そして自分が殺される世界を見て『運命』は変えられないと諦めて身をゆだねてしまうが、圭一を中心に他の部活メンバーとも協力し運命を変えていく。

掴みとった未来、そして・・

「祭囃し編」では鷹野が身分を偽り水面下で計画していた“終末作戦”を部活メンバーと協力し回避する事に成功、長く続いた因縁から解き放たれた梨花。長い間村から出る事も出来なければ絶望しかなかった梨花にとってその先の未来は夢と希望に満ち溢れていた。

梨花vs沙都子

親友であり一緒に生活してきた沙都子が梨花との楽しい未来っを手に入れる為新しいオヤシロ様であるエウアの力で沙都子はループを手に入れた。そんな事とは知らない梨花は今の世界を操っている者が他にいると疑いを持ちはじめる。